こんにちは。池田接骨院院長の小川です。
椎間板ヘルニアでみるべき筋肉
第4弾です。
「多裂筋」ご存知ですか?
ほとんどなじみの無い名前だと思いますが、
とても大事な筋肉です。
この多裂筋を知っている人は、
けっこうな筋肉マニアですね。
ほとんど知られていない筋肉ですが、
背骨を支えるといった大事な役目を担っており、
腰痛とは切っても切り離せない
関係になっています。
どこにあるの?

頸椎(けいつい:首ですね)から
仙骨(せんこつ:お尻ですね)にかけての
長い筋肉です。
これはインナーマッスルと呼ばれる
筋肉で、背骨を安定させる筋肉です。
背中の中心辺りを自分で触ると
腰から背中にかけて、上下に走る
大きな筋肉がありますが、
それは脊柱起立筋(せきちゅう-きりつきん)
という筋肉です。

脊柱起立筋はアウターマッスルと呼ばれ、
身体を動かす時に使います。
身体を前に曲げたり、
後ろに反らしたり、
身体を捻ったり
傾けたりする筋肉です。
多裂筋の働きは?
ずばり関節の安定です。
多裂筋は首から仙骨まで
伸びている長い筋肉ですが、
特に腰から骨盤にかけての部分が
発達しています。
ですので腰椎(ようつい:腰の骨)と
骨盤の部分を特に支持しています。
2本足で歩く人にとっては、
とても大事な筋肉です。
そして多裂筋は、
きれいな背骨のS字カーブを
作ることにも大きく関与しています。
多裂筋が不調になると・・・
関節を安定させている多裂筋が、
機能低下してしまうと、
背骨が不安定になります。
前屈みで洗い物や掃除機を
かけている時などに、
腰の痛みが増す場合、
多裂筋がしっかり
働いていない状態になります。
そして、S字カーブが無くなると、
背骨がストレート化しまい
椎間板ヘルニアを起こしてしまう
可能性が高くなります。
多裂筋のストレッチ(セルフケア)は?
多裂筋のストレッチだけを
しようと思っても難しいので、
下の図のように行ってください。

1・膝を立て四つん這いになります。
2・息を吸いながら腰を反らします。
3・息を吐きながら猫背になっていきます。
ゆっくりと時間をかけて、
行ってください。
このストレッチは、
脊柱起立筋も同時に行う、
ストレッチです。
※痛みや違和感がある場合は
無理に行わず、中止してください。
ストレッチの注意点
・お風呂上りの身体が温まった状態で行う
・反動をつけず、ゆっくり行う
・痛みを感じる手前でとめる
・深呼吸が出来るくらいの強さで行う
・20秒から30秒くらい行う
・毎日続ける
※痛みが強くなった場合は中止してください。
トレッチをする時の心構え
ストレッチは、
疲れた筋肉をほぐします。
あまり意気込んで行うと、
余計な緊張が入ってしまうので、

こんなイメージでリラックスして
やってくださいね。
まとめ
多裂筋は一般的には、
あまり知られていませんが、
とても大事な筋肉です。
この筋肉をコントロールしたことで、
椎間板ヘルニアをはじめとした、
腰痛が改善されている方も、
たくさんみえられます。
ぜひ、多裂筋トレーニングを
してみて下さいね!




池田接骨院のご案内
院名 | 池田接骨院 |
---|---|
院長 | 小川敦史 |
診療項目 | 腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症など |
所在地 | 愛知県名古屋市西区則武新町1-1-10 |
電話番号 | 052-562-5268 |
最寄り駅 | 名古屋駅 |
連絡方法 | お問い合わせフォーム |
駐車場 | 2台完備 |
営業時間 | AM9:00~PM8:00 ※完全予約制なので昼休みは設けていません |
休診日 | 日曜日、土曜日午後 ※祝日は終日診療 |
URL | http://池田接骨院.xyz |
名古屋駅からのアクセス
※名古屋駅からでしたら、車で5分ほどです。歩いて15分ほどになります。
1.ルーセントタワーに向かう
名古屋駅から大名古屋ビルジングを右手にみて、ルーセントタワーに向かって進みます。



2.牛島町の交差点を右折
次の信号(牛島町・右手にミニストップがあります)を右に曲がります。


3.輪ノ内町の交差点を直進
一つ目の信号(輪ノ内町)を越えると、左手に「ノリタケの森」があります。

4.ノリタケの森を越える
そのまま直進してください 左側に「ノリタケの森」があります。

次の信号(西藪下)も直進です。

右手に公園(桜木公園)があります。そのまま直進です。

5.左側に当院が見えてきます
右手にサークルKが見えます。そのまま直進です。

そのまま100mほど、まっすぐ進むと左手に当院があります。

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